カモニオンの日記

ありふれた日常や趣味を綴っていきたい

マタニティーマークって機能してるのかな?

前書き

 

このブログはとある大学生の日常を綴った、雑談日記です。

 

昨日のブログの続きのような感じで今日のブログを書いていきたいと思います

 

f:id:biwakonokamo:20200226201021j:image

 

昨日も載せた画像ですが、マタニティーマークっていうのはこれのことですよね。

 

義務教育でも学習はしますし、全く知らないっていう人はそんなにいないんじゃないかと思います。

 

詳しくは昨日のブログに書いているのですが、実は昨日、マタニティーマークをつけている妊婦さんを初めて見ました。

 

皆さんはどうですかね?

 

マタニティーマークを実生活で目にしたことはありますか?

 

学校の教科書であったり、街のポスター、ネットなどで目にしたことはあっても、実際にバッチとして印刷されているものを見たのは初めてのことでした。

 

それで、昨日、マタニティーマークをつけた妊婦さんを見たのは電車の中だったのですが、そのマタニティーマークが機能していなかったんですよね…

 

その経験をきっかけにマタニティーマークについてすこし興味を持ったので調べてみました。

 

マタニティーマークって何?

 

マタニティーマークは妊婦さんに優しい環境づくりを目的として、2006年に、厚生労働省によって製作されたデザインのことです。

 

f:id:biwakonokamo:20200226202251j:image

 

実際に厚生労働省のホームページには以下のように記載されています。

 

 

 

•妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。

 

•さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。

 

(厚生労働省ホームページより)

 

 

 

1つ目がメインの目的、2つ目がそこから派生した利用方法って感じですね。

 

確かにマタニティーマークが描かれたポスターを町中で目にしたことはあるので、これは厚生労働省が定める2つ目の利用方法なのでしょう。

 

 

 

マタニティーマークって意味があるの?

 

 

以上のことを踏まえて、今回僕が議論したいのは、

 

マタニティーマークって意味があるの」か、ということです。

 

厚生労働省が定めるマタニティーマークの意義を否定しているわけではありません。

 

マタニティーマークをつけていることで、周りの人がそれに気付いて、妊婦さんに配慮をしてくれる、ということは、実際にあるでしょうし、そうならば、マタニティーマークは十分に存在意義があることになります。

 

しかし、それは第三者マタニティーマークの存在に「気づけば」、という話なんです。

 

昨日の記事でも述べましたが、第三者にとってマタニティーマークが書かれたバッチであったり、ステッカーというのは、非常に気づきにくいものなんですよね。

 

マタニティーマークは妊婦さんと赤ちゃんを基盤としてデザインがされており、その着色は非常に暖かいものになっています。

 

肌の色やハートのピンクも決して目立つような色合いではないですよね。

 

これは、妊婦さんの愛情であったり、赤ちゃんの暖かさを表現するのには、非常に適切で、効果的だと思いますが、それ故に、存在感は非常に薄くなってしまっているわけです。

 

例えば、マタニティーマークのデザイン性を全く無視するのなら、いかに周囲の人がマークの存在に気付きやすいか、を重視すればいいわけですから、金ピカでド派手なマークにすればいいわけです。

(あくまで例え話ですが)

 

実際問題、そんなことをすると、「妊婦さんがつけたがらないだろう」、とか、「そもそも、妊婦さんをテーマとしたマークとして相応しくない」、といった当たり前の問題が続出してしまいますから、そんなことをするわけにはいきませんよね。

 

ただ、マタニティーマークの存在感をもう少し向上させることは、非常に重要なことだと思うのです。

 

周囲の人がその存在に気づかないのなら、それは、存在しないのと変わらないわけですから。

 

 

マタニティーマークに気付きやすくするにはどうすればいいの?

 

じゃあ、マタニティーマークの存在感を増やすにはどうしたらいいのでしょうか。

 

まず思いつくのが、マタニティーマークのデザインを変えることです。

 

今のマタニティーマークはあまりにも存在感のないデザインなわけですから、もう少し配色を工夫することで、周囲の人の目を引けるようになるんじゃないでしょうか?

 

でも、そんなこと言ったって、一般人の我々にはデザインを偏向する権限なんてものはありません。

 

なので、一般人でもできる工夫を考えてみました。

 

実はマタニティーマークって厚生労働省のホームページからダウンロードして使用することができるんですよね。

 

↓以下のURLからダウンロードのページに行けます

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/maternity_mark_riyou/AA10K-index.html

 

つまり、妊婦さんはマタニティーマークの「サイズ」であれば、自由に調節できるわけですよね。

 

実際にマタニティーマークをつけようと思っている妊婦さんに、気持ち大きめのサイズにしていただくことで、周囲の人も少しは、マークの存在に気付きやすくなると思うんです。

 

もし、マタニティーマークをつけることを考えている妊婦さんがいらっしゃいましたら、気持ち大きめのサイズにしていただきたい。

 

思ってる以上にマタニティーマークって気付きにくいものなんです。

 

 

まとめ

 

今回は、マタニティーマークに気付きにくかった実体験を通して、マタニティーマークをさらに有意義なものにする方法を本当に軽く、書いてみました。

 

マタニティーマークをつけた妊婦さんを実際に目にして、自分が1番感じたのは、

 

マタニティーマークってすごい気付きにくいんだな〜」

 

ってことです。

 

妊婦さんがマタニティーマークをつけるのは非常に有意義なことだと思いますが、その存在に出来るだけ気づいてもらえるように、妊婦さんにも、少し、工夫をしていただきたい、と思います。

 

 

今日電車でマタニティーマークをつけた妊婦さんがいた話

今日の昼間、電車に乗っているとマタニティーマークのバッチをつけた妊婦さんが乗ってきた話をしようと思います。

 

今日の日中、山手線の電車に乗っていると1人の女性が乗車してきました。

 

その女性はぱっと見、普通のサラリーマンのようで、スーツにダウンコートを羽織っていました。よく目にする服装ですよね。

 

自分はその女性が妊婦さんだってことにしばらくの間気づけませんでした。

 

というのも、その女性が羽織ってたダウンコートがボディラインを分かりにくくしていたんですよね。

もうすこし薄着をしていたり、あるいは、妊娠後期だあったならば、気付けたかもしれませんが。

 

女性は、服装から判断して、明らかに働いているので、まだ産休を取っていない、つまり、妊娠初期から妊娠中期だったんじゃないかな〜って思っています。

 

で、なんでその女性が妊婦さんだってことに気づけたかっていうと、その女性の手提げ鞄にマタニティーマークのバッチが付いてたんですね。

 

f:id:biwakonokamo:20200225202122j:image

 

(↑これがマタニティーマークですね。

 存在はもちろん知ってましたが、実際に付けてる方を見たのは初めてでした。)

 

 

なかなか気付けないもんですね。

 

マタニティーマークって厚生労働省が推進してるものですが、実際に付けてる妊婦さんがまずそこまで多くない印象を受けます。

 

それに加えて、今日、実際にマタニティーマークのバッチをつけた妊婦さんに遭遇したわけですが、なかなか気付けなかったわけです。

 

メンタリストで有名なdaigoさんがどこかで

 

「他人は自分が思ってるほど自分のことを見ていない。」

 

なんてことを、おっしゃっていたと思うのですが、たしかに人間は思ってるほど他人に注意を払ってないのかもしれませんね。

 

話が逸れてしまいましたが、閑話休題

 

で、電車で妊婦さんを目にしたら席を譲るものですよね、って話です。

 

自分は電車の席に座っておらず、ドアにもたれかかってたので、譲る席もなかったわけですが、その車両の優先座席には、おそらく大学生であろう人が数人座っていたわけですね。(ちょうど僕と同じくらいの年齢に見えました。)

 

理想は、「彼らの内、1人が、席を譲る」ってものなんですが、現実はそうではなかったわけです。

 

彼らは1人1人が自分のスマホと向き合っていたんですよね。

 

どういうことかというと、ドアにもたれかかっていて、車両全体が見渡せた自分は、かろうじてマタニティーマークに気付けたわけですが、スマホと向き合っていた彼らはマタニティーマークに気付くはずもない、ということです。

 

優先座席に座っていた彼らは、「妊婦さんが同じ車両にいて、座れずにいる」、という状況を把握していなかったわけです。

 

結局妊婦さんは数駅間立ったまま乗車して、その後、車内が空いてきたので、その開いたスペースに座っていました。

 

 

近年、

 

「電車に乗ると、乗客は、いっせいにスマホを取り出して、スマホと対話を始める。」

「電車内では9割がスマホを触っている。」

 

といったことが、言及されていますよね。

 

スマホに集中するあまり、人間関係が希薄になってしまうことは多くの人が憂いていることだと思いますし、我々が向き合っていかなければならない問題なのは間違いありません。

 

今日の出来事を目のあたりにして、スマホが人間関係を希薄にしている、まさにその現象を見せられたような気がして、非常に考えさせられました。